伝えるという事

 

本当の意味で

伝えるという事の難しさに

気づいている人はどのくらいいるだろう。

 

その人が語るひと言ひと言を

聞かずにはいられない

引き込まれずにはいられない

 

聞く側が心動かされる

そんな伝え方をする人は

一体どのようにそれを会得したのだろう。

 

おひとり、素晴らしい話し方をする人を

知っています。

その内容、選ばれた言葉の数々

その声、間の取り方、たたずまい

すべてに五感が反応する。

 

伝える側は、それが伝わっていない時

それを聞き手のせいにする事が多い

ちゃんと聞いていない!と。

 

そうではなくて

伝え方に問題がある事が8割だという事に

気づいた時に

世界は180度回転する。

 

一番伝えたい事を簡潔に

相手に合わせた言葉を選び

丁寧に心を込める事

 

今週、とても大事な事を2人の生徒に

伝える場面がありました。

 

伝えた後で

もっと上手に伝えられなかったものかと

何度も何度も反芻して、反省する。

 

限られた共有できる時間の中で

これは伝えたい、伝えなきゃ、の瞬間は

決して多くはなく、そして突然訪れる

 

水先案内人がただ行く先を指差すように

指差した先の景色を、相手自身が描けるように

常に自己研鑽したい「伝え方」

 

まだまだ言葉が多い

しゃべりな私がいます。