ちょうど良い敏感さ

 

感覚過敏という言葉を

どのくらいの人が知っているだろう…

 

五感である

聴覚、味覚、臭覚、触覚、視覚

それぞれの感度が必要以上に高いのです。

 

それゆえに生きにくさを感じている場合も

あります。

 

私もどちらかと言えば過敏な方です

でも、むしろ困っているというよりも

その事で得をしている域にいます。

 

味覚については

小さい時は野菜はほぼキライでした。

 

でも、両親が食べる事が好きで

同時に厳しくもありました。

出されたものは全部食べるのは当たり前ですし

イヤイヤ食べる行為も許されませんでした。

 

同時に子どもにこんな高価なもの!

と思うようなものも食べさせてもらいました。

 

そんな生い立ちも手伝って

今では好き嫌いは少なくて

味の違いや鮮度にも敏感です。

 

感覚過敏って

平均的な人の基準より上なだけで

動物を基準としたら

生きるチカラが強いんだと思うのです。

 

子どもの多くはその傾向にあります。

苦いもの、酸っぱいもの

それらは毒かも?腐ってるかも?

と脳が反応して拒否するのです。

 

だんだんと知識や体験が重なると

これは身体にいい、この食べ方なら大丈夫

などで食べられるようになります。

その食べ物の良さを感じられるようになります。

 

この出会いは突然来ます!

その驚きと感動は忘れません(^^)

私の一番のそれはピーマンです。

 

無理矢理食べさせられる事で

トラウマになり

その後の人生で「食べず嫌い」になるケースも

少なくないのです。

 

毎回毎回、ひと口だけでもいいから

目の前にある食材を試してみる事

いつか「あれ?おいしい!」に出会う幸せ

その可能性を閉さないように♪

 

過敏をちょうど良い敏感さに

上手に調整していくのも

周りの理解や声かけ次第なんですよ〜